2012年01月12日
レンズの目(ボケ表現とボケ玉、f1.4)
MFレンズを何本か増やしました。
現代風にくっきり写るものも欲しいけど、ふんわりしっかり写るものも欲しかったんです。
それにしても、50年基本構造が変わらないというニコンのFマウントはすごいなと思います。
昔のレンズが今でも使えるからです。
マウント口径を大きく作ってあるキヤノンの一眼レフカメラにマウントアダプタを付けてニコンを始めさまざまなレンズが付けられるようで、これはこれで面白そうです。ペンタックスやミノルタの銘玉が使えるみたいだし、スクリューのライカなども付けているみたいです。
このあたりの楽しみというのは、その先リコーのGRなどレンジファインダー機がフルサイズになったらもっと面白いことになりそうなので今は様子見でその先の楽しみにしたいと思っているところです。そん時いろいろ買い物ができるように考えておくと楽しいかもなぁ。
この前は撮影時にカメラを回転させたのか? と、思うくらいにグルグルボケしている画像をみつけましたが、なんとそれはシネカメラのレンズで、盛大にコマフレアが出ている画像でした。
新日本紀行のあのハロがたっぷり出ているけど情緒あふれる映像はNHKとキヤノンが協同で開発した8mmカメラのものだったとか、ググるといろんな情報が出てきます。
ニコンのカメラでFマウントの純正レンズ以外にも広大なレンズ沼が広がっているらしいです。
飲まれると死んでしまうこと確実だ。あぶないあぶない。
ということで、手が出せる範囲で楽しもうと思っています。
今撮影を楽しもうと思っているのが、前の投稿二つで使っている50mm f2 。
Nikkor-H C 50mm f2
開放で残る収差のバランスが絶妙で、独特の柔らかい画像が楽しめるらしいのです。シャープになるのはF4~5.6以上らしい。
欠点といわれるのはボケ玉の縁に濃いラインが現れることらしい。

この画像はf2.8。(ISO5000で、ノイズリダクションがOFFなのでザラザラです。前ピン状態で失敗ですけど)
2.8に一段絞るだけで周辺の暗さがなくなり均一な画像になる感じです。
遠くにあるイルミネーションとか、電照看板がしゃぼん玉みたいな縁取りになっています。
ですけど、このレンズの魅力はぼやけるでもなくぼけている背景とシャープなピント面の作る雰囲気です。点光源の大きいボケ玉を作らないようにすれば、欠点を発見されることもないでしょうし、夜景以外あまり気にしなくても良さそうです。
雰囲気の良さを活かした画像を沢山撮ってみたいです。
f1.4のレンズをあと二本。
Ai 35mm f1.4
このレンズのf1.4開放です。

このレンズの魅力は、f8位に絞ったときのシャープでカリッとした描写です。
ピントが良くて解像感があるので、中判でスナップするような、周囲を広く入れていろんなものを細かく見せるような作画ができそうで、楽しみです。
開けてボケを見せるようなものとはちょっと違う気がします。そのような使い方の出来る広角レンズもあるようですけど、「でも、お高いんでしょう?」なようです。
開放では、点光源の回りにはっきりと青いハロが出てきます。光源を写し込まなくても開放はふんわりしているようです。一段絞るだけで、スキッとなくなりシャープになります。
お次のf1.4は、
Ai 85mm f1.4
これの開放f1.4です。

これもいくぶんしゃぼん玉みたいな縁取りのあるボケ玉を作るみたいです。
105mmとかタムロンのSP90 マクロみたいな縁のないボケを持ってるレンズをそのうち手に入れたいです。
それはさておき、このレンズはニコンの85mmの中でも開放の柔らかさ(甘さとも言われているらしい)は一番良い(一番シャープじゃないとも言われるらしい)レンズらしいです。
Ai 85mm f2 も持ってるんですけど、確かにかっちりしたところを感じない甘い表現です。
しかーし、プラナー85mm f1.4 ZF のファインダー像(つまり開放)よりはくっきりはっきりしており、ピントの山も掴みやすいのは確かです。
でもまぁ、重箱の隅をつつくようなこういう話より、人間の目の世界にはない映画の中の世界のような表現を見せてくれるカメラの目を通して現実を写すのはとっても楽しい作業だと思うし、そうした画像を残すことは素敵なことだと思います。
これだって言えるような一枚をモノにしてみたいなぁと思うわけです。
↓Nikkor Ai 85mm f1.4 + D700 ISO800 1/80 F2.0
現代風にくっきり写るものも欲しいけど、ふんわりしっかり写るものも欲しかったんです。
それにしても、50年基本構造が変わらないというニコンのFマウントはすごいなと思います。
昔のレンズが今でも使えるからです。
マウント口径を大きく作ってあるキヤノンの一眼レフカメラにマウントアダプタを付けてニコンを始めさまざまなレンズが付けられるようで、これはこれで面白そうです。ペンタックスやミノルタの銘玉が使えるみたいだし、スクリューのライカなども付けているみたいです。
このあたりの楽しみというのは、その先リコーのGRなどレンジファインダー機がフルサイズになったらもっと面白いことになりそうなので今は様子見でその先の楽しみにしたいと思っているところです。そん時いろいろ買い物ができるように考えておくと楽しいかもなぁ。
この前は撮影時にカメラを回転させたのか? と、思うくらいにグルグルボケしている画像をみつけましたが、なんとそれはシネカメラのレンズで、盛大にコマフレアが出ている画像でした。
新日本紀行のあのハロがたっぷり出ているけど情緒あふれる映像はNHKとキヤノンが協同で開発した8mmカメラのものだったとか、ググるといろんな情報が出てきます。
ニコンのカメラでFマウントの純正レンズ以外にも広大なレンズ沼が広がっているらしいです。
飲まれると死んでしまうこと確実だ。あぶないあぶない。
ということで、手が出せる範囲で楽しもうと思っています。
今撮影を楽しもうと思っているのが、前の投稿二つで使っている50mm f2 。
Nikkor-H C 50mm f2
開放で残る収差のバランスが絶妙で、独特の柔らかい画像が楽しめるらしいのです。シャープになるのはF4~5.6以上らしい。
欠点といわれるのはボケ玉の縁に濃いラインが現れることらしい。

この画像はf2.8。(ISO5000で、ノイズリダクションがOFFなのでザラザラです。前ピン状態で失敗ですけど)
2.8に一段絞るだけで周辺の暗さがなくなり均一な画像になる感じです。
遠くにあるイルミネーションとか、電照看板がしゃぼん玉みたいな縁取りになっています。
ですけど、このレンズの魅力はぼやけるでもなくぼけている背景とシャープなピント面の作る雰囲気です。点光源の大きいボケ玉を作らないようにすれば、欠点を発見されることもないでしょうし、夜景以外あまり気にしなくても良さそうです。
雰囲気の良さを活かした画像を沢山撮ってみたいです。
f1.4のレンズをあと二本。
Ai 35mm f1.4
このレンズのf1.4開放です。

このレンズの魅力は、f8位に絞ったときのシャープでカリッとした描写です。
ピントが良くて解像感があるので、中判でスナップするような、周囲を広く入れていろんなものを細かく見せるような作画ができそうで、楽しみです。
開けてボケを見せるようなものとはちょっと違う気がします。そのような使い方の出来る広角レンズもあるようですけど、「でも、お高いんでしょう?」なようです。
開放では、点光源の回りにはっきりと青いハロが出てきます。光源を写し込まなくても開放はふんわりしているようです。一段絞るだけで、スキッとなくなりシャープになります。
お次のf1.4は、
Ai 85mm f1.4
これの開放f1.4です。

これもいくぶんしゃぼん玉みたいな縁取りのあるボケ玉を作るみたいです。
105mmとかタムロンのSP90 マクロみたいな縁のないボケを持ってるレンズをそのうち手に入れたいです。
それはさておき、このレンズはニコンの85mmの中でも開放の柔らかさ(甘さとも言われているらしい)は一番良い(一番シャープじゃないとも言われるらしい)レンズらしいです。
Ai 85mm f2 も持ってるんですけど、確かにかっちりしたところを感じない甘い表現です。
しかーし、プラナー85mm f1.4 ZF のファインダー像(つまり開放)よりはくっきりはっきりしており、ピントの山も掴みやすいのは確かです。
でもまぁ、重箱の隅をつつくようなこういう話より、人間の目の世界にはない映画の中の世界のような表現を見せてくれるカメラの目を通して現実を写すのはとっても楽しい作業だと思うし、そうした画像を残すことは素敵なことだと思います。
これだって言えるような一枚をモノにしてみたいなぁと思うわけです。
↓Nikkor Ai 85mm f1.4 + D700 ISO800 1/80 F2.0
